縦横回転グリーンレーザーレベル 　GSL-VH10

縦横回転グリーンレーザーレベル GSL-VH10は、建設や測量の現場で高精度な水平・垂直測定を実現するために設計されたツールです。この製品は、515nmの緑色半導体レーザーを使用しており、従来の赤色レーザーに比べて視認性が非常に高いのが特徴です。具体的には、緑色レーザーは赤色レーザーの5倍の明るさを持ち、屋内外での使用に適しています。

GSL-VH10は、完全自動整準機能を備えており、設置後に自動で水平を取ることができます。整準範囲は±5°で、測定範囲は受光器を使用することで直径約600mに及びます。水平精度は±10″（±0.5mm/10m）、垂直精度は±15″（±0.75mm/10m）と高い精度を誇ります。

このレーザーレベルは、スキャンモード、セフティーモード、連続整準モードといった多彩な機能を搭載しており、リモコン操作も可能です。また、簡易勾配設定機能を持ち、現場での柔軟な対応が可能です​​。

電源は3Way対応で、単2乾電池×4本、オプションの充電式電池、またはACアダプターを使用できます。防塵・防水性能はIP66相当で、厳しい現場環境でも安心して使用できる耐震設計が施されています。連続使用時間はアルカリ電池で約10時間、充電式電池で約7時間です。

GSL-VH10は、受光器やリモコンなどの付属品が標準装備されており、建設現場での基礎工事や構造物の垂直・水平測定に非常に役立つツールです。この製品は視認性の高さ、耐環境性、操作の簡便さから、特に大規模なプロジェクトでの使用に適しています。